設計士さんのお話をたくさん聞いてきて思ったこと。
あ〜予約の電話が嫌だよ〜
でもそろそろ行かなきゃボソになってきたよ〜〜
どうして美容院の予約がこんなに苦手なんだろう。
コミュ障なのかな…(正解)
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さて
最近は仕事で書いている記事のテイストが前とは少し変わり、設計士さんや工務店さんのお話を伺う機会が増えました。
家づくりっていいな〜!
一戸建てっていいな〜〜!
などと、人生のほとんどをマンションに暮らしてきて「マンションにしか住めない!住めなさそうすぎる!」と思ってきた私でさえも憧れを抱いてしまっています。
たくさん稼いで、あれこれ希望を抱きながらお金を貯め、うわ〜もう最高!これ以上ない!😭みたいな家を設計してもらって住んでみたいな〜✨
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私はこれまで、一戸建てに住むって、建売を買うか、ハウスメーカーのところに行って建ててもらうものだと思っていました。
でも、個人で設計士さんを探して、設計・デザインしてもらったものを工務店さんに建ててもらったり、設計も施工もできる工務店さんに建ててもらったりすることもできるんだね。全然知らなかった。
今までは何も考えることなく街を眺めていたけど、最近は「あっこの家オシャレ!設計士さんがデザインしたのかな!?」などと思いながら歩いてます。趣味増えた。笑
他にもいろんな学びがありました。
例えば、日本の伝統的な建造物は地震が起きたときにも共振する造りになっていた、とか。すごくしなやかな造りだったんだって。すごいよね。
あと、自然の木って本当にすごいと思った。
木造住宅っていうと「木なんだし、雨風に何年もさらされていれば、当然傷んでくるよね」と思っていたけど、自然の木を使って建てた家は、木材の細胞が生きていて呼吸し続けているらしく、環境に適応できる。だから本来ならば100年200年持つんだって。
よく考えると古民家とかそうだよね。
何十年も立派に建ってる。
古民家は構造がしっかりしてるから、ちょっと改修すれば、まだまだ住み続けられる家もたくさんあるらしい。
さらにびっくりしたのが、無垢の木や漆喰・珪藻土の壁材には吸放湿性があるということ。
室内に無垢の木や自然素材の壁材をたっぷり使っていると、1年を通して室内の湿度が極端に高くなったり低くなったりしない。無垢の木の床は、夏に素足で歩いてもベタベタしないらしい。
え〜すごっ!
そんな、家の素材によってそんなに違いがあったんだ、、
夏の湿度とかどうしようもないから除湿機使うしかないと思ってた。
さらに最近聞いた設計士さんの話では「ビニールクロスって静電気を帯びるから汚れや埃を吸着してだんだん汚れてくるけど、漆喰は静電気を帯びないから汚れないんです。室内でタバコを吸っても黄色くならないとかね」とのことでした。
うっそ!?ホント!??
えっ静電気?
静電気すごっ厄介!(そこ)
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それと同時に
家づくりの大きな問題点や
規制をかいくぐって「自然素材」「国産材」「無添加」を掲げてビジネスをしている人たちがたくさんいること
今こそ注目されるべき、美しくて機能的ですんばらしい日本の伝統工法や、伝統工法に欠かせないきめ細やかで巧みな職人の技が風前の灯火であること
などなどなど…を知っていっています。
もう「何この悪循環!!!😭」てなることもたくさんあります。
最近いろんな所で「悪循環」を見かける気がする。
というよりも、時勢により悪循環が起きているところが目立ってるのかな?
さっきの例でいうと
「無添加」を掲げたら、アレルギーや健康不安がある人たちに売れる。
でも蓋を開けてみれば、ある一つの成分が基準よりも放出されていないだけで、身体に害のある可能性がある成分が他にもたくさん放出されていた、とか。ザラにあるらしい。
売れればいい。
お金が稼げる。
よね。
わかる。
でも本当は違う。
どこかの誰かに害がある。
それは、回りまわって自分にも害があるのと同じだよ、、
どこかの誰かが悲しむ。日本の一部が悲しむ。
日本に暮らす自分に無関係なはずがないんだよ。
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今読んでいる化粧品に関する本にも、↑の「無添加」問題みたいなの書いてあった。
まわりを見回してみたら、家や化粧品だけじゃない。
あれもこれも、、、ほら、CMでも見たよ、完全にこれよな。笑
引用:JAROのHPより ↑クリックしてね↑
みんなが真摯に誠実に良いものをつくって、それを受け取った人たちが喜んで健康になって幸せになって、また売れる……
そんな循環って、悪循環よりもものすごいパワーじゃないか?
悪循環よりもどんどん強大な良き循環になっていく気しかしなくないか?
日々「なんでこんなに上手くいくはずのものが上手くいってないんだ……」と悪循環を見ては絶望しかけることがある。
でも頭の片隅では「そんな時代ももう少しで終わりなんじゃないか」という希望もチラチラしている。
みんなの周りではどうなんだろう?
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本当に良い家を、何代にも渡って受け継いでいける家を
健康に良い家を、人にも環境にもやさしい家を
一生懸命研究して、試行錯誤して、
いろんな人たちと協力し合って
やっとのことでつくっている設計士さんたち。
営業にかける時間もお金もなく
「気が付いたらここまで来てしまっていた」と言っていた。
当然自分に入ってくるお金も微々たるもの。
多くの人からは目を向けられない。
ときに大きな勢力に圧力をかけられる。
そんな設計士さんたちの思いは、これまでの人生は、今のお仕事は、
価値がないからそうなっているの?
私はそうは思わないな。
今に「本物」にしか価値がない時代が訪れる。
そんな時代がすぐそこに来ている。
「本物」にはお金がかかる。それは事実だと思う。
でもお金って、今は「使ったらなくなる」という認識だけど、本当は使った人も受け取った人もどちらも豊かになっていく、そういうものなんじゃないかな。
いろんな人の話を聞いてそう思うし、最近はそう感じている人がいきなり増えてきているようにも思う。
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と、こんな感情を抱きながら、最近も(シフト大幅減とかにしながら)働いています。
一時期の「書けない」「書き方がわからない」「良い文か悪い文かもわからない泣」みたいなスランプからは、つい最近やっと少しは脱した気がします。(注:気がします)
私ももっと誰かの役に立つ、誰かがめっちゃ喜んでくれる、誰かの幸せのための
仕事がしたいな〜
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