【実録】とんでも新人
「ゆとり感じたこと一度もねーわっ!!!」
…みなさん、『ゆとりですがなにか』、観てますか?
私観てます!連ドラ予約してちょっとずつ観てます!
岡田将生カッコイイ!!!(超タイプ!!!)
あれ、主演の3人が「うわ、出た〜、ゆとりだよ!」っていう役を演じるのかと思ったら、ゆとり第一世代として生きてきた岡田将生、松坂桃李がゆとりどっぷり世代に「ええ〜〜」ってなる話だったんですね。笑 (第3話終了時の感想)
「あるある!」とか、「いるなーこういう子!」とか思いながら、観ておる。
特にぱるるが演じてる役みたいな子、巷にむっちゃいる気がする!
何て言うか、世代が違うな〜!って言うか。
私も長年バイト生をやっているので、何度も新人さんを育成する機会があった。
いつ頃だっただろうか。
「ヤバイ…!新人類だ、新人類過ぎて何を考えてるのか一切わからん!」
と思うような新人さんを初めて目の当たりにしたのは。
「この説明でわかったかな?」
「ハイ!わかりました!」
って言ってたのに全然できてないわかってない…!!!
え、どうしよ。言わなきゃ、、
「あのね、そうじゃない。昨日も言ったと思うけど、これはここね」
「……ハイ」(わかってますけど?という「ハイ」)
ちょ待て、わかってないから!w
そしてこれを何度も繰り返す…という笑
こっちも「あ、また違っ…けどまぁいっか〜〜↑↑」ってなってくる。
なんだか、言っても通じないし☆
嘘だろ…ってくらいぶっ飛んでても、それを察したお客さんが合わせてくれたりして、何だかんだ上手くいってたりするし、やっぱり新しい世代の人たちが時代を変えていくのかもな〜と思ったり。
私たちの世代はもっと上の世代の人たちからどう思われてるんだろう?
ゆとりどっぷり世代とくくりは一緒なのかもしれないな…笑
今回は私が出会ったとんでも新人さんをイラストにしてみました!
イラスト初挑戦\(^o^)/
コンビニバイトをしていた時のこと。
私が働き始めて1ヵ月くらい経った頃、新人さんが入ってきた。
私もまだまだ新人で、やっとたばこの銘柄も覚えてきて、やっと目標の時間内に与えられた仕事をやり終えられるくらいになってきた頃だった。
「今日からの子、1番レジ(私が入っていた)に入れるから、いろいろ教えてやって」
ええ〜〜っ!わ、わたしが〜〜!!
てなことで自分も新人の身ながら、高1バイト初経験の林さん(仮名)に仕事を教えることに。
もうどんどんやってみるしかないよね〜、、
レジを試しにやってもらいましょ。
って、ええ〜〜!
え、どうしよう笑
お釣りの渡し方も教えなきゃなのか…!
まぁね、バイト初めてだもんね!そうなっても不思議じゃない!
(…いやでも自分いつもお釣りもらってんだからだいたいわからないか?)
ううん!初めてだもん!わからないよね!!!
「あのね、まず、こっちの手でレシートをお客さんの手に乗せてから、その上に小銭を乗せるといいよ」
何度かやってもらうと、…うん!できてるできてる!
その調子〜〜!
数分後…
NO〜〜〜〜!
林さんは店長や副店長に何度も
「いらっしゃいませー!こんにちはー!…はい!」
と指導を受けても、
「いらっしゃいませ…こんにちは……」
「もっと大きな声で!頑張ろう!いらっしゃいませー!!こんにちはーー!!…はいっ!!」
「いらっしゃいませ…こんにちは……」
マイペースだった。
そんなある日、
お昼時、お店は近所のサラリーマンの人たちやOLさんたちでごった返していた。
あっちへバタバタ、こっちへバタバタ。
「2番目にお待ちのお客様、こちらのレジへどうぞーー!!!」
「はいっ!ファ◯チキ、おひとつですね!」
「ありがとうございました、またお越しくださいませ!!!」
はぁ、はぁ、、やっと一段落ついた、、、
ふと林さんの入っていた隣のレジを見た。
んっ?
見ると副店長がバタバタ、社員さんがあわあわしていた。
振り返るとそこには…
バーーーーーン。
林さん、醤油ごとレンチンしちゃいましたーー!!!
ピクリとも動かない林さんの後ろでせっせと後始末をする社員さん。
と、売り場から新しい弁当を持って走ってくる副店長……。
う、うわぁ……
林さん…泣いてるんじゃ……?
誰かフォローしないと…えっと、でも何て言えば…?
「やっちゃったのか〜」?
「何してんの〜!w」か?
いや、「あるあるだよ〜〜(ないないだけど…)」とか???
「あ、あの、、林さん…大丈夫…?」
全然大丈夫だったーーーーー!!!!!!
うそーん!
私はその後、諸事情(◯◯ハラ)でこのバイト先を辞めたのだが、
林さんが無事に育ってコンビニバイトを続けたのかどうかは未だ知らない。
(完)