なにか書きたい。

30代になっても自由に、思いのままに、なにか書いています。

私の人生「タラレバ」ばっかりだ。

 

「人生はあっという間」

やっとこの言葉が私の中でも現実味を帯びてきた。

気がつけば28歳。あと何ヶ月かで29歳になる。

 

20代後半の自分がこんなにもコドモとは思わなかった。

自分がこの年になってみてはじめて、「オトナだ」と無条件に思っていた人生の先輩たちを思う。「あの頃、先輩たちも私みたいだったに違いない。いつの間にか年だけ取って、でも、オトナにならなきゃいけなくて、いろいろと葛藤やら混乱やらがあっただろう」と。

 

 

私の第一の「タラレバ」は、生まれたときまで遡るかもしれない。

 

「お兄ちゃんがいれば」。

 

私はお兄ちゃんが死ぬほど欲しかった。

私の兄だから、それはそれは優しくってカッコ良かったに違いない。(妄想)

 

私はあまりに世間知らずで育ってきた。

小学校の勉強はなんとか自力で乗り越えられたけれど、中学では躓いた。高校入試で頑張ったものの、「自分は勉強はできない。良いのは体育と芸術だけ」だと思い込み、高校でも劣等生で、大学入試もダメダメだった。

 

それに女子高生とは、女子にとってキラッキラの時代で、ティーンズ誌を読み、原宿に出かけ、古着を買い、化粧を始め、オシャレを全力で楽しむ時代だったなんて、あとで知った。

 

私は学校外でマーチングバンドを週4でやっていて忙しく、友達とも距離があった。それに加えて、もともとの友達付き合いへの苦手意識から、特定の誰かとの仲を深めようとは思っていなかった。

それでもキラキラ女子たちが私のことも見捨てないでいてくれたので、友達の輪の中にはいられた。すっごく楽しかった。が、みんなのイケイケ度にはまったくついていけてなかった。

 

私にお兄ちゃんがいたら…

お兄ちゃんが勉強する姿を見て、「英語とはこんな教科なのか」と思ったり、「模試受けなよ」とか言われながら、小中高の勉強ももうちょっと出来たのではないか。きっとお兄ちゃんに憧れただろうし、お兄ちゃんの周りの人たちを見て「ふむふむ、女子高生はキラキラになるんだな…」と、中学の頃から準備できたかもしれない。

 

 

コンプレックスまみれの高校時代に作ってしまった「タラレバ」は間違いなく、

 

「世界史をちゃんと勉強していれば」。

  

私はフィリピンに留学してはじめて、海外の国に心から興味を持つようになった。世界にはどんな国があって、文化があって、どんな人たちが、どんな風に暮らしているのだろう…知りたい!と、衝動に駆られた。

復学してから、諸外国についての講義をたくさん見つけては受けた。ゼミは国際関係史が専門だったので、もちろん歴史にも興味を持った。思えば、知らないことだらけだった。

 

世界史を知らないと、今の国際情勢を本当の意味で知ることはできない。

というのは、フラフラになりながら卒論を書き上げたときに確信したことだった。

 

歴史なんて棚に並ぶ図鑑のようなものだと思ってた。

過去のことを標本のようにしたものだと思ってた。

 

違う!ぜんぜん違う…!

今を生きる私たちの前にずっとずっと生きてきた、数え切れないほど多くの人たちが、その人生をかけて積み重ねてきた記録。事実。

その上に私たちは立ってる、生きてる。今のこの時代を知るには、私たちが向かう先を展望するには、歴史を知る!これ大事!!!

 

 

勉強ダメダメ女が超ガリ勉した大学時代に作ってしまったタラレバは、

 

「自分の生業についてもっと考えていれば」。

 

もう最近うじうじうじうじ考えています!

明日朝起きたら22歳に戻ってないかなー!

 

私は海外を旅してフォトエッセイを書くのが夢だったので、就職を選ばずに大学を出たのだけれど、それは…いいのだけれど……最近はじめじめと「これから自分はどうやって生きるためのお金を稼ぐのか」悩みまくってる。

 

気付いてしまったのだ。

普通に稼いでいないと、結婚さえも危ういということに。

 

だって、今から出会う人に結婚を前提としてお付き合いしてもらわねばならぬのに、「無職(職歴もなし)28歳(もうすぐ9)です」などと自己紹介すれば、その時点でアウトだな、、と思うんだ…。

 

なんのメリットがあって私なんかと結婚するの…

しないよね!(泣いています)

 

お金を稼がないと…!ナリワイを持たないと…!

わたし、結婚できない!

結婚できないと、かわいいかわいい赤子が産めない!!!(大号泣)

 

そう考えては毎日心で泣いています。

 

もっと大学時代から現実を見て生業について考えていたらよかったです!(それでも就職選ばなかったかもだよ、私!) 

 

 

今回就活してみたけれど、会社勤めに向いてない気しかしなかったの。

こんなの、やっぱり逃げなんですかね、、、?

 

辛うじて心躍るのは、デザイン関係のお仕事。

私は昔から物づくりがとっても好きだった。今でもその類のことをやっていると時間を忘れる。この私が集中力というものを発揮する。

 

でも

ソフト使えない!学校通ってないし!

ああ!前の大学でもっとデザイン勉強していれば〜〜!!

(などと思いながらデザインの本を読み始めています) 

 

 *

 

 

 

タラレバばっかりだ、私の人生。

でもタラレバ言ってるだけでこの先ダラダラ生きていきたくない。

 

今までは「1年あっという間!」とか言ってたけれど、

今からは「この1年あれこれ頑張ったな」と言いたい。

1日1日大事に生きたい。

 

私は頑張る。頑張れる!

よし!!

 

 

寝るー!

 

 

 

今週のお題「私のタラレバ」