なにか書きたい。

30代になっても自由に、思いのままに、なにか書いています。

引き続き面接行ってきました!

 

結論から言うと、

私はまだ働けなさそうです!涙

仕事をー!仕事をさせてくれー!

 

今回訪ねたスタジオも、募集をかけたら結構応募がきたそうで、今1人ほぼ確定の方がいらっしゃるそう。でも、来年3月に卒業する人がいるので、ちょうど女性スタッフが欲しいし、他のスタジオに決まってなかったらうちにどうですか?とのことでした。 

 

全く知識のない私でも雇ってくれるなんて神様だな!

しかし来年3月か〜!私29歳になっちゃうな〜〜。

 

「3月までお給料いらないので何かさせてくださいませぬか」

 

って聞いちゃいました!

スゴーイ我ながらぶっ飛びー(棒)

 

「まあまあ、それは悪いし、とりあえずさ、一回撮影の見学に来てみたらいいよ、こんな仕事かってわかるし、これは私には向いてないなってなるかもしれないし」

 

ってヽ(;▽;)ノ

 

それはー!すっごく楽しみです!!!

メールが来るの待ちます!!!

 

 

履歴書書き損じ子は、昨日の面接前に履歴書をまた2パックも入手してしまったのですが、この場合って他のスタジオも受けてみるべきなのかな、でもやっぱり経験や知識皆無だからどこも厳しいだろうな、でもイケイケゴーゴー魂を忘れてはならぬ。

 

わたし引き続きがんばるぞ〜!!!

 

 

 

以下、自分用に面接の記録と感想を書きました。

私のような写真ド素人だけどスタジオのお仕事に興味ある人は読んでみても楽しいかも♪笑

(※ 長いです!)

 

 

 

昨日はまた本当に興味深い話をたくさん聞かせてもらいました。

17時から面接が始まって、外に出て時間を確認したら18時半。

1時間半も経ってた〜〜!

 

今回訪ねたスタジオは、

「3年したら卒業してほしい!」

とのこと。

 

それまでに「私は人を撮るのはイヤ!もう絶対動かないモノ撮りがしたい!」と思ったら、そっちを主に撮ってるスタジオに行けばいいし、「どうしてもあの先生の直アシになりたい!」って思うカメラマンさん(師匠)が見つかれば、その人の面接を受けに行けばいい。

 

そういうスタンスだと伺いました。

 

これにはビックリ!

「うちに長年勤めてもらわないと困る」ってスタンスのところばっかりだと思ってたし、私なんかはスタジオで一から修行させてもらうのに、いずれは写真家さんのとこに弟子入りしたい気持ちがあったら「オイオイ!」って言われちゃうかと思ってました。

 

「3年ここに勤めれば、卒業の瞬間から、自分一人で仕事をとってきて、撮影して、納品するところまでできるようになる。ていうか、そうなってもらわないと困る。よろしいかな?」

 

「ハイ!」(それはスゴイやんけ・・・!)

 

何より、写真が好きだ!!!の気持ちがあれば、私のような超初心者でも、写真学校に通っていなくても、カメラマンになれると、仰ってました。

 

 

スタジオスタッフさんは次のように成長していくそうだ!

 

最初は何がなんだか、みんなが何をやっているのか、全くわからないところから始まる。

とにかく先輩の指示を受けて作業をこなす、お掃除する。

みんなの仕事をつぶさに観察しながら、その記録を逐一とりながら、「点」をとにかく集めていく。

 

2年目くらいから一つ一つの点が線になり始める。

後輩ができて、仕事を教えるようになる。

後輩に質問されてはじめて、「確かにこの作業は何のためなんだ…?」となる。

それを先輩に聞いたりしてまたグンと成長する。

 

3年目になると、だんだんとカメラマンさん目線になってくる。

「あそこの光はもっと落としたほうがいいな」など、細かいところまで気付くようになる。

指示される前に「ここもうちょっと落としましょうか」ってできるようになる。

 

そして最終的に、自分で全てのセットを組み、モデルさんを立たせ、撮影できるようになる。

 

んだってーー!

 

やってみたすぎる〜〜!!

ヽ(;▽;)ノ

 

 

確かに私の反応はミーハーかもしれない。

でも、朝一番に出勤して、お掃除して、先輩たちのコーヒー入れて、ゴミ出しして、、

など、雑用の全てが最初のお仕事だということも十分承知しているんだ。

 

カメラマンさんはほぼみんな変わり者だし(カメラマンさん談)

モデルさんたちだってご機嫌が悪いことだってあるし、

そういう細かいことに頭を悩ませたり、空気ピリピリの中で理不尽にキレられたり、

もうホントいろいろ大変なんだということも十分承知しているんだ。

 

あと、昨日のカメラマンさんは、

「とにかく休みとか勤務時間が定まらないの。休みかと思っていたら突然撮影が飛び込むこともあるし…そしたら誰かしら出なきゃいけない。それでも大丈夫?」と、そこをすごく心配してくれました。

 

いいえ、大丈夫ですマスター。

 

わたし、非リア充ですから!

なんか私、人からよくリア充に見られるけど、全然充実してないんですよ!

 

結婚できるかな…涙

 

 

それに、私は今までふわふわした不確実な道を歩いてたから、辛かった。

それが今度はちゃんと目に見える道となって先へと続いているなら、楽しいじゃないか。

 

どんなに大変な仕事でも、どんなに地道な仕事でも、必ず血肉になるんだし。

なんだってできる。どんな努力だってできる。

それがキャリアに繋がらなくても、それならそれでいい。

いつかめっちゃ素敵に子どもの写真撮るからいい。

 

子どもできるかな…涙

 

 

私のスナップも見ていただきました。

「うん、素直な写真だ、いいね。これをもっともっと、もっともっと、撮っていくんだよ」

私の写真は基本的に、人を撮って歩いたものばかりです。

見たまんま、いいなと思ったまんまのやつです。

それをもっともっと、撮るんだよと言われました。 

 

「そしてだんだんとテーマを決めて撮ってみたりするの」

「テーマとはどんな…?静寂、とかですか…?」

 

 「もうそこは何だっていいよ、妄想でもいいの。今日は『癒やし』にしよう!って思ったら、そこら中にある『癒やし』を撮ってみる。雨のしずくでもいい。女の人の手かもしれない。あの壁に当たる陽の光かもしれない」

 

はーっ・・・!

そんな風に撮ってみたことない。

それは・・・すごいな、楽しそうだ・・・!

 

「そしてそれがだんだんとストーリーになるかもしれない。5枚の組写真で『癒やし』を表現してみてもいい。そうやって練習していくんだよ」

 

私は8月末に写真家さんの面接を受けてから、いつか『東京』をテーマにポートフォリオを作りたいと思ってた。いくつか「こんな写真が撮りたいな」っていう画も浮かんでいて。東京の街を歩く度に画探しもしていた。

 

でも、もっともっと、抽象的なテーマもあっていいんだな!

すごい!そんなのたっくさん撮りたくなっちゃうよ・・・!!!

 

 

「その練習はね、妄想の練習でもある。このスタジオの中で『今日は10分しか時間がないんですけど、男らしさをテーマに撮ってほしいんです』とクライアントに言われました、じゃあどうやって撮ろう、時間がない。そのときにパッパッパと画が思いつくかどうか。

モデルさんの横顔なのか、正面なのか。アップなのか、引きなのか。男らしさ、それは手の血管かもしれない、垂らした前髪の先にぼやけて写ってる目線かもしれない。その画を思いつくために妄想力をつけておく」

 

な、なるほど〜〜〜!!!激震

目からうろこ続きです!

私は脳みそフル回転で想像しまくりました。

 

 

おい、このお仕事…

 

こらぁ、芸術 だぞ!!!

 

こんなこと言ってしまうと「違うわ!クライアントがいてクライアントの要望に沿った作品を仕上げるんだ!芸術なんて生ぬるいもんじゃ全然ないぞ!」と言われそうですけど。

 

いやこれ、「センスが問われる」なんてレベルじゃないでしょ。

芸術家じゃないとさ。カメラマンさんがファインダーからどんな風にモデルさんを見たかによって全然違うものが写るんだから。

 

 

は〜〜〜っ!

 

奥が深い!

 

写真!

 

すっごく奥が深い!!!

 

可能性未知数スギル!!!!!

 

 

 

と、

こんなことを感じさせてもらえた今回の面接でした。

 

 

ああ、写真、好きだ!

 

写真もっと勉強したい!

もっと撮ってみたい!

もっと見に行ってもみたい!

 

そうだ、行こう!写真展にも!!!

 

 

でもやっぱりネガティブに思うこともいろいろある。

もっと若かったらな、とか、もう遅いんじゃないだろうか、とか。

 

でもカメラマンさんは

「商業カメラマンはハッキリ言って若くないとお仕事がこなくなってくる。クライアントさんは若手が多いからね。若い者同士のほうが仕事もやりやすいし。でも、芸術写真(言葉が違ったかもしれない)はいくつになってからでも始められる。それこそ40からでも」って言ってた。

 

そうだ、諦めちゃいけない。

人生まだまだ長いじゃないか。

もしかしたら明日終わるかもしれない。

 

今この瞬間をめいっぱい生きる、それだけだ。

 

 

がんばれがんばれ、と自分に言い聞かせて。

明日もめいっぱい生きるよーーー

 

 

 

以上、記録終わりです。

(。・v・。)ノ